「母乳が足りない?」母乳不足を解消するために気をつけたい生活習慣とは

新米ママの悩みで、「母乳がなかなか出ない」という声をよく聞きます。母乳育児を目指すママなら、「おなかいっぱい赤ちゃんに母乳を飲ませてあげたい」と誰もが思っているはずです。今回はそんな母乳育児を頑張りたいママの気持ちに応え、母乳をたくさん出すために気を付けたいこと・必要なことをまとめました。一緒に母乳不足を解消しましょう!

母乳が足りないと感じたら

赤ちゃんに母乳をあげていても、「足りているのか。ミルクを足さなくても大丈夫なのか。」ということがいつも気になりますよね。また周囲の人からの「本当におっぱいだけで大丈夫?」という一言で、急に不安になることも。

どういう場合に赤ちゃんの母乳が足りていないのでしょうか。足りないと感じたらどうすればよいのでしょう?

母乳が足りないサイン

赤ちゃんの体重が増えない

新生児や赤ちゃんの1日の体重の増え方の平均は、生後1~3ヵ月なら25~30g、生後4~6ヵ月は20~25g、生後7~9ヵ月は10~20g、生後10~12ヵ月は7~10gくらいが目安です。
生後2週間あたりから急速に増え始め、生後3ヶ月頃には出生時の約2倍、生後1年で出生時の約3倍というのが平均的な増加スピードです。

平均よりも体重が増えておらず、成長曲線を下回るようであれば母乳不足が疑われます。

飲ませた後も機嫌が悪い

母乳を飲ませた後でも機嫌が悪くすぐに泣く場合、まだおなかが空いている可能性もあります。

おしっこの回数が少ない

母乳が不足していると、赤ちゃんのおしっこの回数が減ります。おしっこや涙が極端にに減ってきたら脱水症状を起こしている可能性もあるので、一度受診して下さい。

便秘

母乳不足で赤ちゃんの体内の水分量が減ると、便が固くなり便秘になることもあります。赤ちゃんがいきんでいるときは気を付けてください。

寝ない

母乳が足りないため満腹にならず、ゆっくり眠れない赤ちゃんもいます。興奮して眠れないなど他の理由も考えられますが、睡眠時間があまりに短い場合はおなかが空いているのかもしれません。

母乳不足の原因

授乳回数が少ない

母乳が足りていないと思うと、ついミルクを多めに足してしまいがちに。ミルクは母乳より腹持ちがよいため、赤ちゃんが母乳を欲しがる回数が減ってしまいます。

特に夜間「長い時間寝てほしい」と多めにミルクを与えていると、母乳不足に。深夜の授乳は辛いですが、夜は母乳が多く生産される時間です。その時間帯に授乳をしないと身体は母乳が必要ないのかと思い、作り出すことをやめてしまいます。

水分不足

ママの水分不足も、母乳の出を悪くします。授乳期の水分は最低3l(夏場は5l)摂るように心がけてください。冬場はスープなどから水分を摂ってもよいでしょう。赤ちゃんとママ「2人分の水分」を摂ることを忘れないでください。

睡眠不足

赤ちゃんとの慣れない生活で、睡眠不足になるママも多いです。新生児の頃は特に授乳の回数も多くなります。ミルクであれば消化に時間がかかり授乳の間隔も開きますが、母乳はおよそ3時間置きに与えなければなりません。

一日中その状態なので、必然的にママは睡眠不足になります。

母乳を増やすために

授乳回数を増やす

授乳回数を増やすために、思い切ってミルクを減らしてみましょう。1日10回は授乳するようにしてみてください。生後3~4ヵ月くらいになりやっと、赤ちゃんとママの母乳リズムが整ってくるといわれています。母乳は「吸われて作られる」ものです。軌道に乗るまでは、とにかくたくさん吸わせてあげてください。

赤ちゃんと一緒に昼寝する

夜間の睡眠不足はどうにもならないため、思い切って赤ちゃんと一緒に昼寝をしましょう。少しでも身体を休めなければ、母乳の生産が進みません。家事は少しくらい手を抜いても大丈夫。赤ちゃんのためにもリラックスした生活が第一です。

食生活に気をつける

母乳に良い食事は「和食」の「粗食」です。「まごわやさしい」を心がけましょう。

■ま→まめ(納豆・大豆・豆腐・あずき・黒豆・油揚げ・高野豆腐など)
■ご→ごま(アーモンド・ごま・ピーナツ・くるみ・栗・ぎんなん・松の実など)
■わ→わかめ(ひじき・わかめ・のり・昆布・もずくなど)
■や→やさい(ほうれん草・トマト・白菜・キャベツ・セロリ・もやしなど)
■さ→さかな(青魚や鮭など)
■し→しいたけ(まいたけ・マッシュルーム・しいたけ・しめじ・エリンギ・なめこなど)
■い→いも(じゃがいも・さつまいも・里芋・山芋など)

ママの食べたものが母乳の原料になることを忘れずに。お餅や、生クリームなどの乳製品は乳腺を詰まりやすくするともいわれています。控えめにしましょう。

母乳育児を楽しもう

ママの授乳が初めてなように、赤ちゃんも母乳を飲むのは初めての経験です。はじめからうまくなんていかないのが当然だと思えば、少しは気持ちが楽になりませんか?お互いに練習しながら、だんだん上手になっていけばよいのです。

母乳は、ママの血液からできています。時にはパパなどに赤ちゃんをまかせてゆっくりお風呂に浸かり、血液の巡りをよくしてあげましょう。

ママの仕事はおむつ替えや抱っこ、その間にも家事に追われて本当に大変です。その上母乳育児にこだわりすぎると、ストレスが溜まって余計に母乳も出なくなり悪循環に。ある程度頑張っても母乳が出ず仕方ないと判断したら、時にはミルクを与えてお休みしてもよいのではないかと思います。ママがリラックスして笑顔で過ごすことが、赤ちゃんにとって一番大切なはずです。

母乳を与えてる時の幸福な気持ちは、何物にもかえがたいですよね。このママにしか味わえない「今だけの時間」を、存分に楽しんでください。

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